ヤ ー コ ン
2001年 4月


昨年、愛知県 鳳来町のSさんから、ヤーコンの株分けをして頂きました。ヤーコンそのものは、
梨のような歯ざわりで、あっさりしていて白味噌による漬け物が美味しいということでした。

野菜の中で、最高にオリゴ糖を含んでおり『オリゴ糖の固まりのような魅力的な野菜』のようです。
一般的にオリゴ糖が多いとされている玉ねぎの3倍以上も含んでいるとのことです。


ヤーコンの効能
「オリゴ糖」の他にも、健康面で話題になっている「ポリフェノール」や「食物繊維」も豊富に含まれている
とのことですので、ヤーコンの効能としては糖尿病の他に女性にありがちな便秘や美容などにも良い
といわれております。  「ヤーコン」、「効能」で検索されますと詳しいことが色々ご覧になれます。

今回ヤーコンについては、特に育成過程をデジカメで捉えていなかったので、スポットのみでの画像となります。

 
手前のものがヤーコンです。発芽は4月の中旬だったと思います。植えた株数は、10株くらいでした。左右の畝幅は1m、株間は40cmくらいです。   7月18日撮影、手前がヤーコン(草丈1m位)、向う側に見えるのは、きく芋で既に背の高さを軽く超えてます。途中で追肥をしながら、土寄せをして高畝にします。
 
最終的に、草丈は1m50cm位になったでしょうか。1月30日撮影、一列だけ掘り残されているヤーコンです。 積雪のある地方では、このような放置をしますと、ヤーコンが腐ってしまいますのでご注意を   残されていた畝のヤーコンを掘り起こしてみました。ヤーコンは、サツマイモのような形状をしています。この写真以外にも芋は付いていました。
 
少し紫色がかって沢山見えるのが新しい株です。
元の一株に新しい芽が幾つも出てきます。芽を切り離して20個も植えたら、収穫時には 「さ〜あ、大変
  本当は、もっと白色をしていますが寒さのためか黄色味を帯びてきました。実際にはそれ程甘くはありませんが、土の中の梨といわれます。
漬け物にしたり、刻んでサラダに。

ヤーコンの株芽の保存と株分け方法
次の年の栽培のために、ヤーコンを掘り上げたら新しい芽(株芽)を保存しておくことが必要です。
こ こをクリックしますと、ヤーコンの株の保存方法を紹介しましたのでご覧下さい。


ヤーコンのキンピラを作ってみました  ('03.02.26)
  
今年収穫できたヤーコンです。 生でかじってもシャキシャキして甘味がとてもあります。   皮を剥いてから千切りにします。 灰汁が強いために晒してから良く水切りをします。  (もう少し粗く切っても良い)
  
フライパンに適量の油を入れ炒めました。 あまり炒め過ぎますと、かえってしんなりし過ぎますので、程々にしませんとシャキシャキ感がなくなってしまいます。    極少量のだしの素と醤油を適量加えて、更に炒めました。 ヤーコンには最初から甘味がありますので砂糖は極々少量にして下さい。
兎に角、美味しいですね。 ホント   またまた、これで酒の量も増えるんでしょうか。
てなことになりますと、世の奥様方からは締め出しになるのかな。(笑

更にヤーコンを使って、漬物を作ってみました。  ('04.04.03)
みりん粕を使用して「ヤーコンのみりん粕漬け」をつくりました。 ヤーコンの素材感をそのまま残し
シャキシャキ感もあって中々良い仕上がりになりました。   こ こ をクリックしてご覧下さい。