5月12日 (第1日目)  九州に向って出発

浜松〜吹田〜六甲アイランド〜(フェリー)    335Km

初日は六甲アイランドの阪九フェリーターミナルに夕方6時20分出航のフェリーに間に合うように到着すれば良いのだが、この日から名神高速道路の集中工事がスタートすることから、余裕を持って11時を回ったところで家を出た。  しかし、大垣の手前からかなりの渋滞が始まり、途中八日市IC〜京都南ICまでは僅かに50Km程だが2時間の表示が出ていて、途中一定間隔で道路公団の車が20Kmくらいの速度で先導してしていたが、ここがバイクの良い所で渋滞でスローダウンしている自動車の間を通り抜けながら走り、フェリーターミナルに到着したは出航45分前で、自動車であったならば完全に乗り遅れたところでした。  
乗船手続きを済ませて指定された場所で待機していましたが、周りを見てもバイクの姿はは全く見当たらず、案の定乗船してみるとバイクは私1台だけでした。
今迄のフェリーでは船室を2等指定Bでしたが、今回はチョッと無理をして指定Aを予約しましたが、手荷物を部屋に運ぶと個室のゆったりしたテレビ、寝巻き付きの素晴らしい部屋でした。
ライダースーツから浴衣に着替えてリラックスをしたところで、出航のアナウンスがありましたので、さっそくデッキに上がってみましたが、フェリーは夕焼け空の中を六甲ハイランドのターミナルからゆっくり出航するところでした。
出航後は船内の浴室で汗を流し、名神の集中工事で気持ちが焦り、途中で夕食の買出しも出来なかったことから、船内のレストランでやや冷えた食事をしながら一人で飲む酒はあまり美味しいものではありませんでしたね。(笑
出発前に台風2号が日本に向って進んでいましたが、八丈島の遥か南を東に向って進んだようで、こちらへの影響は全くなく瀬戸内海も大変穏やかでフェリーが揺れることも全くなく、出航してから1時間半ほど経過した頃でしょうか、食事を終えて部屋に戻る途中でデッキに出てみるとちょうど明石海峡大橋の下をフェリーが通過するところでした。
この後はバイク乗りとの話す機会もなく部屋に戻って 、一人寂しくテレビを横目で眺めつつ、酒を飲みながら明日のルートの確認とナビへの入力を済ませて10時過ぎに床につきました。



5月13日 (第2日目)  新門司港から由布院へ

新門司港〜甘木〜朝倉〜由布院    203Km

船内での天気予報では午前中は曇りがちで午後になって晴れるとのことで、福岡地方は40%の降雨予想とちょっと嫌な予想でしたが、 門司新港へは定刻の6時40分入港に入港しました。    今日は数年前からインターネ ットで趣味の家庭菜園を通じお付き合いをしている朝倉市内にお住まいで、HNが福岡のtocchannさんとお会いする約束でしたので、ご自宅に向う道中は事前にご紹介頂いた秋月城址を見物して行くことにしました。  近くには武家屋敷や白壁や石垣が「筑前の小京都」と呼ぶにふさわしい雰囲気があり、小一時間ほど散策してから出発しました。

10時半近くになってtocchannさんのご自宅の近くの原鶴道の駅に到着しましたが、ここで大失敗  ご自宅の住所のメモが見当たらず、以前にネット地図で検索した時の記憶を頼りに、それでも何とか15分ほどで無事にご自宅に到着することが出来ました。
昼食後、2時過ぎからtocchannさんの苗を育てている温室や数ヶ所の畑を車で案内してもらい、4時半頃まで時間も忘れて菜園談義を中心に話に花が咲きましたが、今夜の宿泊先大分県の由布院にある宿舎へ5時半までの集合となっていたことから失礼をさせて頂きました。
ここからナビで目的地までを検索したところ、現地までの到着時間がどうやら一般道では無理ということで、途中から大分道をかなりのスピード?で走って、何とか5時35分に無事に宿泊先に到着しましたが、何とかビリだけは免れました。(笑
この日は、明日熊本工場に直接出向くメンバーを除く26名の他に、大分在住のOB2名の合計28名が宿泊先の湯布院荘でゆっくり温泉に浸かった後の宴会で昔話に花を咲かせ、宴会終了後も幹事部屋に戻って10時半過ぎまで旧交を温めました。