ラベンダーを求めて富良野へ (8月1日)
< 晴れ >

第7日  釧路〜帯広〜富良野〜日高〜夕張   399Km

10:00 昨夜は夜遅くまで起きてたために、目が覚めたのが8時を廻っていた。(笑 
今日の宿泊先は、初日に宿泊を予定していた夕張フォレストと決め、前回の失敗を踏まえて事前に予約を済ませておいたので、管理人さんと話し込んだりした後で、ゆっくりバイクステーション釧路を出発した。
釧路の町の中は海岸に近いこともあってか、霧がかかっており途中の国道に設置されていた温度計は18℃と低めで、ブルゾンを着用しても初めて暑いとも思わない気温でした。 R44を走り白糠からR392〜R274に入って15分も過ぎた頃には天気も回復して快調に飛ばしていたが、前からきた車からパッシングの合図がある。 少し走ったところで、パトカーに自動車がつかまっていたが、どうやら今回は他でも体験したが、切通しに止まっていて「追い越し禁止違反」を摘発しているようでネズミ捕り等のスピード違反には一度も遭遇しなかった。 何はともあれ、本別からR242/R38で帯広に入って、ガソリンを給油した時に「帯広名物の豚丼」を思い出し、美味い店を訪ねたところツーリングマップルに載っている「○X○」よりも、帯広の駅舎内にある食堂で食べさせるのが最高だという話であったが、その前に既に昼食を済ませてしまったので、次回の時の楽しみとしておこう。(笑
13:00 R33を前回来た時とは逆の方向で富良野に向かって進んだが、以前見た時の景色が思い出され懐かしい気持ちで走る。帯広から1時間足らず走ったところで狩勝峠に出る。 前回もそうだったが今回も少し雲は出てはいるものの、天気は良く日勝峠とは逆に南に向かっての十勝平野が一望することができた。 ここから、15Kmほど行ったところで「道の駅南ふらの」による。 ここでも、じゃが芋団子をミルクと一緒に小腹に入れる。(笑
ここで富良野の道のりを確認したところ、直ぐ近くの「かなやま湖」に面した「鹿越園地」がラベンダー見物の穴場とある。 仮にダメでも上富良野までの距離はそれ程遠くになるわけでもないので、出掛けてみたが、「大正解」でした。 前回上富良野のラベンダー畑に行った時は、8月下旬で既に花は終わっており、見ることは出来なかったが、 ちょうど近くに旭川からきたという人がいて、ここの方が綺麗ですよと教えてくれた。  ラベンダーというのは相当良い香りがするものだと思っていたが、実際に咲いている花からの香りはそれ程でもなく、この後に別のところで、この香りを知ることになる。 充分にラベンダー畑の景観を堪能したので、ここで富良野の町の中に行ってみることにした。 かなやま湖沿いの道路を走っていると今度は「キツネ」に出くわした。 急ブレーキを掛けて止まって後ろを振り向くと道路の反対に立ち去ろうとしたが、口笛を吹くとこちらを向いて立ち止まったので早速写真をとる。 近くにはキャンプ場や観光地にもなっているので、人になれているのかもしれない。 それにしても、犬や猫も同じようなものだが、予期しないところで突然道路に現れるのには驚かされる。
15:00 R247に出て富良野の町に入った直ぐのところに大きな看板を掲げた店があったのでバイクを止めて中に入る。 最初に皮をその場で剥いて茹でているトウモロコシが目についたので先に注文する。 咽喉も渇いていたのでメロンを食べることにしたが、「うちでは切り売りはしていないよ」ということで、冷えたやつを頼むと冷蔵庫の中から持ってきて早速切ってくれた。
しかし、貰ってはみたものの写真では解り難いのですがトウモロコシとメロンの大きさは、想像を遥かに越す大きさで、見ているだけで胸が一杯になる大きさである。これで、メロンが600円、トウモロコシが250円なんですから。
富良野のメロンも夕張メロンのように赤肉系だと思ったのですが、マスクメロンと同じ色合いでしたが、美味さはご主人が自慢するだけのことはあって、それはそれは最高にマイウ〜でしたよ。 さすがにトウモロコシは全部は食べきれずにお土産になっちゃいました。(笑
15:40 お腹も出来上がったところで、この近くで珍しい場所を尋ねたところ、R247の富良野国道を走っているときには案内看板などが全く気が付かなかったのですが、田中邦衛主人公の「北の国から」のロケ地がこの近くに保存されているということで、富良野界隈の観光地図を頂き早速でかけてみた。
舞台となった「麓郷の村」に入って、「拾ってきた家」「麓郷の森」へと進む。 完全に観光地化されていて、人は一杯でゆっくりと見物するという感じではない。 麓郷の森の出口のところで「ラベンダーアイス」の看板が掛かった出店があったので立ち寄ってみる。 入口に入ると、何ともいえない香りが漂ってきた。 聞いてみるとこれがラベンダーの香りだということで、ラベンダーアイスを食べながら、家の中に入れていただいて天井に吊るしてあったラベンダーを見せて頂くと、既に乾燥していたが、こうなってから香りが出るということだそうでした。
続いて「五郎の石の家」(写真上)を廻ってからここを後にし、今日の宿泊先の夕張に向かう。
18:15 R237を南下して日高に入ってR274で夕張のユースホステルに向かい、無事に6時15分にチェックインする。
前回もここで宿泊しており、ここのペアレントさんが覚えていてくれた。 厨房からここのお嬢さんも出てきて、矢張り覚えていて頂いたがチョット様子が違ぞと思ったら、昨年結婚して一児のママさんになっていました。 とても懐かしかったですね。
この日は、矢張り車で来られたご夫婦やファミリーが多く、バイクのお客は私の他には今日来た人と明日帰るという人の2人だけでしたが、食事後に談話室でビールを飲みながら、またまた楽しく盛り上がりました。
22:00  とは言うものの、この日は早めに就寝しました。