知床半島に向かって  (7月30日)
< 晴れ >

第5日  上阿寒〜阿寒湖〜和琴〜斜里〜宇登呂    286Km

05:30 ファミリーで来ていた子供達が既に起きて遊んでいるようで、回りの物音で目を覚ました。
霧が出ていたが、朝食の段取りを終えた頃には殆ど晴れてきた。 菅山さんが食事をする前にテントをたたみ始めた。 インナーテントの地面に接地していた部分が湿っているので、食事の間テントを横にして乾かしてから畳むということで、ここでも一つおりこうさんになった。(笑  
09:00 荷物をバイクに取り付けたところで、先ず阿寒湖に向かって出発する。 2回り以上歳の差の違う私が先頭に立つが、阿寒湖に向かうR240は上り坂の緩やかなカーブが多く、またすれ違う車も殆どなく菅山さんと一緒に快適に併走する。 阿寒湖には30分足らず(チョット早すぎ?)で到着する。
折角ここまで来たのでチュウルイ島に渡ってマリモ観察センターでマリモを見ていくことにした。 往復50分でマリモの見物と阿寒湖の遊覧をするという高速遊覧船が9時30分の出航直前で慌てて切符を購入(2,200円也・・・チョト予定外の出費でした)して乗船する。  快晴で気温は既に30℃は裕に越しているが、湖上を走る船の上では暑さを忘れる。
10:00 阿寒湖を後にして、今度は屈斜路湖界隈にある露天風呂を目指す。 露天風呂から屈斜路湖が一望できる「コタンの湯」に来たところ、どうやら誰も入浴している様子がない。 そばに行ってよく確かめると立て看板があって「現在6〜70℃で入浴不可」と書かれている。無料の露天風呂だが、ここを管理している方が毎日定期的に掃除のため湯を入れ替えしているとのことで、湯温が下がる午後3時頃でないと入れないとのこと。 居合わせた地元の人が、ここから程近い和琴なら今すぐに入れると教えてくれたので、そこに直行する。 コタンの湯からは10分程度のところだが、半島の先端にあるため駐車場から更に10分ほど歩かないと行けないところで、ここまでくる間に汗びっしょりになってしまう。 ここも無料の温泉だが、綺麗に管理されていてゆっくり楽しめた。 先に一人バイクで来ていた人が入浴していたので、写真をとってもらう。
おっとっと、あまりにも無頓着でモザイクを入れました。(笑 
14:00 和琴からは、R243〜道885〜道150で開陽台まで直行する。 北19号道路は地平線まで続くとまで思われる直線道路で、走っていても終りがないようでいい加減呆れてくる。 開陽台には3時ごろに到着する。
展望台は小高い山の上にり、ここから見れる360度の景色はパノラマ写真そのもので、遥か地平線を見ると地球が丸いということがハッキリと分かる。 すぐ脇にはキャンプ場もあり、今日も結構沢山のテントが既に張られていた。
さて、ここからは菅山さんとは目的地が異なることから、R244の先の斜里の町でお別れで、お互いの道中の無事を祈りながら菅山さんを見送る。
早速斜里の町のホームセンターを探して、夕べキャンプをした時に不足していたフライパンと洗剤を調達して、知床半島へと向かう。 この先は宇登呂床や羅臼等の観光地が多いため、すれ違う観光バスや乗用車の対向車がやたらと多い。

キャンプ場に入る少し手前に日本の滝100選に選ばれているという「オシンコシンの滝」 が見えた。 多くの観光客もおり、滝の中ほどの高さまで階段で上がることができ、中々なド迫力だ。
17:30 今回の最大の目的地である知床半島「知床国設キャンプ場」に到着すると、既に5〜6台のバイクが見えテントも張られていた。 テントを張り終えてから先ず隣接する温泉に入り汗を流したところで買い出しに出掛ける。
さて戻ってきたところで、夕食の支度を始めるが、テントの中から誰一人出てくる気配もなく、仕方なく一人で昨夜の経験をもとに今日もバーベキューに挑戦する。(笑  今日は乾杯する相手もなくカメラに向かい「はい、ポーズ」ってなところです。
結局この夜は、管理人室の前のテーブルのところに誰一人来ず、ミーティングはなし。
21:30 就寝 Zzzz   この日も寝袋知らずでした。