いよいよ小樽からのスタート  (7月28日)
< 曇り途中雨、そして晴れ >

第3日  小樽〜洞爺湖〜札幌〜江別〜苫小牧   352Km

03:00 デッキから外を見ると曇り空。 今日は、出発前にネットを通じて知り合いになった北海道の方にお会いすることが出来るか事前に問い合わた結果、江別市の清田さんという方からは返事が来てお会いできることになったが、小樽への到着時間が早朝の4時10分ということと、雨雲レーダーでは午前中はどこも天気は悪く、午後から回復するようなので、今までに行ったことのないニセコ経由で洞爺湖に入り、昼頃に札幌に入りそれから江別に向かうことにした。
04:45 曇り空の小樽からまず余市経由でニセコに向かう。 早朝なので車の通りもなく、ひたすらR5を走り倶知安峠に差し掛かったころから雨が降りだしカッパを着込む。 6時過ぎにニセコの道の駅に到着したがこの時には既に雨は上げっていた。 ここから直ぐ近くにあるニセコの駅まで行ってみたが矢張り人通りはなく、ここもこのまま後にすることにした。
地図を見ると演歌歌手で有名になった「真狩村」が直ぐ近くなので道66経由で洞爺湖に向かいながら寄っていく。 真狩村に入ってもまだGSさえ開いておらず、人の動きもない。
と、「細川たかし記念像」の看板が目についたので、ミーハーな私としては記念撮影をしていく。 無論、三脚を使ってではあるが・・・(笑
ここからR230に出て洞爺湖まで雨は降ったりやんだりの天候ながら、洞爺湖温泉に到着する。
札幌の町の中も少し走っていきたかったので露天風呂に入っていきたい気持ちを抑え、ぐる〜っと洞爺湖を一周した後に、R230に戻っていよいよ札幌に向けて出発。
11:00 R230に入るとまもなく天気は回復し始めて、札幌に入った時に既に青空が見え始めた。
約束した清田さんとの待ち合わせもあり、時間もそれ程なく植物園〜北大を廻って、旧道庁の赤レンガを見て札幌時計台に行って、証拠写真を一枚。
ここで、清田さんに「すすき野」で札幌ラーメンでも食べてからお邪魔する旨の電話を入れたところ、江別に大変美味しいラーメン屋さんがあるので、一緒に食べに行こうということで、場所を聞いてすぐに出掛ける。  比較的分かり易い所に「らぁめん銀波楼」(写真右)があり、すぐに見つけることが出来た。  清田さんとはネットでのお付き合いは一年近くになるが、初めての対面でもあり先ずご挨拶をする。 噂どおりの美味しいラーメン屋さんらしく、表にまで客が順番待ちをしている状態だったが、事前に予約をしてくれてあったので、到着後まもなくラーメンにありつけた。 初めて食べる麺の食感と美味しさは納得のいくもので、その美味さに写真を写してくるのも忘れたほどでした。(笑
清田さんとは、私のHPの「種苗提供コーナー」が縁で知り合いとなり、海外に出掛けることも多いということから、今年の初めに中東を廻ってこられた時にトルコで購入されたという珍しい野菜の種(この栽培記録は、私の農作業日誌で紹介済み)を送って戴いたりしてメールでのお付き合いをしていた。 
近く、南米のチリに移住を予定されているとのことで、事前に北海道に移り住み農場の古い家を借り受け、ご自分で居間や寝室、キッチン等の床、壁、天井に至るまで全てリノベーションされる程の熱の入れようは、お宅にお邪魔してその熱意が大変良く伺えましたた。
家の周りには、僅かばかりではありましたが、色々な野菜も植えられて自然栽培を楽しまれておられ、家の中でコーヒーのご馳走になりながら、これからのこと等いろいろなお話を聞かせて頂いたあとで、江別市内にある現在は江別での記念館となっている北海道での酪農の歴史が分かる「旧町村農場」に車で連れて行って頂く。 他にも、時間があればご案内いただけるということでしたが、今回の目的である道東に出掛けるために、少しでも東に向かって足を進めたいことから、名残惜しいことではあるが4時過ぎにおいとますることにした。
18:00 この日は、夕張にある夕張フォレストに宿泊する予定だったが、既に満室になっていたために苫小牧にあるウトナイ湖YHにした。 建物はかなり古いが綺麗に管理されており、公営ということもあって宿泊費はなんと1,450円と驚くばかりの値段であった。
そのためか、ここを宿として近くに研修に来ていた地元の若者が多く、私が到着した時には家族連れで仙台からこられたという1組がいただけで、ペアレントさんに尋ねると今夜苫小牧港に到着するフェリーで9時頃に3名がバイクでやってくるとのことだったが、この日は風呂に入りゆっくり休むことにした。