道東をあきらめ、太陽を求め旭川方面に  (8月20日)
< 雨、そして晴れ >

第6日  弟子屈〜美幌〜留辺蘂〜旭川〜上富良野   315km

6時に起床。 予想はしていたが外は雨、雨、雨。
兎に角、道東を諦めたのだから、早く天気の良いところに移動したい。 
09:30 : 身支度を整え皆さんにお礼とご挨拶をして出発する。 本来なら屈斜路湖を展望しつつ、ワインディングしながら美幌峠を抜けるこの道路は北海道でも屈指の名所といわれているが、なんと情けないこと。 峠の休憩所で視界が100m弱程度であろうか。 美幌〜北見へと抜けるが、北見市内の国道は信号機が多く、随分時間を費やした。

11:40 : R39沿いの留辺蘂(るべしべ)に差し掛かったときに道路脇に狐が目に入った。 初めて見る光景そして腹も減ってきたところなので、「北きつね牧場」というドライブインで、昼食休憩とする。
土産売り場のおねえさんが、ここの「カニラーメン」は最高だよと言われるままに注文。 雨中走行で冷え切っていたこともあるが、とても1000円とは思えむ美味さだった。
毛ガニもこの写真ではチョット解り難いですが充分な量でしたよ。 (笑
腹も出来上がったことで再出発。 ここから100kmほど先の旭川へと進む。
不思議なことに、旭川市内に近づくと同時に、ぴたっと雨は止んでくれた。
13:15 : 旭川駅前の到着。 駅前にバイクを止めると駅の売店に飛び込み「夕刊」を買う。 ただ、天気予報を見るためにであるが・・・。 どうやらこの地方の明日の天気は良さそうだ。

16:00 : 深山峠に到着。 ここから、本来は雄大な大雪山連邦が望めると書かれていたが、ここでも雲にさえぎられて何も見えず。  旭川についた時に今日の宿を地図で確認したところ、誰が教えてくれたのか、ほと宿「いもやらだいこん」にチェックがついていて、ここは廃校を利用して作られたところと書いてある。
何の躊躇いもなく電話を入れるとOKの返事。
15:30 : ほと宿に無事到着。 部屋に入って洗濯をした後でくつろいでいると、これから温泉に入りに行くとのこと。 北海道に来てあちこちに温泉があるが、いまだに入ったこともなく早速お供をする。 北富良野の街中にある「フラヌイ温泉」と言うところで地下1200mから汲み上げている温泉で温度は30℃ということで温水プール並みのため沸かし湯と両方の浴槽があり、双方をゆっくり楽しんできた。
ここのほと宿オーナーは客を渓流釣りに案内してくれるとのことで、この日は先客と一緒に釣ってきたという「鱒」を使った、今年初めてだという「鱒なべ」が食卓に出た。 その他にも「岩魚」ともう一種類塩焼きと甘酢で調理されたものが出る。
一人500円のカンパで、オーナー調達の地酒が振舞われる。
明日は大阪から来たという家族連れと一緒に渓流釣りに如何かと誘われたが、天気のことも心配になるので、お断りして明日は十勝大平原に魅せられてそちらに向かうことにした。
この日も、オーナーと客の男5人であっさり地酒日本を飲み干してしまった。  頂きすぎてm ( _ _ ) m
23:30 : 就寝