信州 蓼科キャンプツーリング ?
〜 第10回 fsツーリング〜
2004.5.22 〜 23

一昨年fs1000さんの主宰する「fsツーリングクラブ」のメンバーに加えて頂き、その年の11月に伊豆への
ツーリングにご一緒させて頂いた以降、昨年一年間は都合で何処にも出かけることも出来ず
この4月からやっとこの忙しさからも開放されツーリングに出掛けられる状態となった。
今年初めてのfsツーリングが計画されたので、早速ご一緒させて頂くことにした。

第一日

(5月22日)

浜松〜(R1/東名高速)〜富士IC〜(R139/県71)〜鳴沢道の駅〜(R358)〜甲府南IC〜(中央道)〜諏訪南IC〜(県17/R299)〜露天風呂「石遊の湯」〜(R299/R20)〜諏訪湖遊遍YH                 341Km
第二日

(5月23日)
諏訪湖遊遍YH〜(R20)〜諏訪IC付近ロイアルホスト〜(R20) 〜諏訪大社(秋宮)〜(R20)〜岡谷市の友人宅〜(R20) 〜岡谷IC〜(中央道)〜飯田IC〜(R153/R257)〜浜松
                          235Km
       二日間走行距離数 : 
576Km
 コース紹介
初日は、集合地の河口湖近くの「なるさわ道の駅」を目指すことになるが、集合時間がPM1:00に指定されているので、東名高速で富士IC間で走り、その後富士からR139〜県71の富士鳴沢線沿いの道の駅に向かう。 関東組と合流してからは小渕沢ICまで中央道を使いR141/R299で蓼科のキャンプ場に向かう予定だったが、途中で雨に降られたために蓼科湖の近くの露天風呂によって諏訪のユースホステルに急遽変更。
二日目は、途中諏訪IC付近で関東組と別れて一人旅となるため、諏訪大社の御柱を見てから岡谷市に立ち寄り、そのあとは岡谷IC〜飯田ICまで中央道を使い、飯田からは約140Kmの行程を、R153/R257を使って浜松に帰る。

'04.5.22 <曇り/雨/曇り> 〜 23 <曇り/雨>

5月とはいえ、梅雨が始まったような天気が続く中、早くも大型台風2号が発生し、嫌なことに前日に本州に接近と相成ったが、上手いことにこの台風が梅雨前線を引っさげて北上してくれたため、天気予報では曇り〜晴れ〜曇りと出発前日の天気予報になった。

さて、関東組と合流する為に河口湖近くの「鳴沢道の駅」 までの165Kmを、東名高速で富士ICまで走り、そこからR139、上井出から県71を走れば道成りで落ち合う地点にに到達するはずであったが、県71に入る所を7〜8Kmほど見過ごし通り過ぎてしまったために、上九一色村で迂回して県71に入るようにした。
ここまでは、曇り空とはいえ薄日も差しそれ程悪くもなかったのだが、富士の裾野を登っていくためか、霧が出始めついには視界が3〜40m程にまでなり、前からくる車のライトさえも見えないような状態にまでなる。 写真の視界6〜70m位であろうか。

合流先までは、4時間と見て8時半に出発したので、ゆとりもありそれ程気にすることもなく、のんびり走行したが、河口湖近くになって下り坂になると霧も無くなり、「鳴沢道の駅」には早くも11時半に到着してしまった。
1時までには充分時間もあることから、折角のことでもあり河口湖を見て、その後で食事をするために先ず河口湖畔に向かう。 凄い数のボートが出ていて夫々に釣りを楽しんでいるようだ。

河口湖畔を少し走ったところで、道の駅に向かう途中で、昼食に山梨名物の「ほうとう」を食べることにした。 大枚1300両を払って「豚肉ほうとう」を注文した。 白菜、南瓜、人参、莢豌豆、、里芋等など野菜が8種類も入って、どえりゃあボリュームがタップリで、これまたとても美味しかったですよ。
食べ終わったところで、そろそろ待ち合わせの時間になったので道の駅に向かうと、駐車場にCBR600F4iとTRX850の2台が駐車している。 あたりを見廻していると一年振りにfs1000さんが顔を見せて声を掛けてくれる。  隣りにいた今回始めてお会いするTRX乗りの松ちゃんと挨拶をする。

今回は、約10数名の参加を予定していたようだが、都合によって半分位になってしまったそうで、6名ということで後はさるさん達を待つのみ。 定刻5分前にさるさんと矢張り今回始めてお会いする朋さんが到着。 そして最後にTANさん登場。
特にここまでは天候もまあまあだったようで、先ずは全員で記念写真。 本当は後に先ほどまで富士山が見えていました。

     私  TANさん  朋さん
    松ちゃん   さるさん  fs1000さん 


途中食事が出来なかったさるさん達も食事が済んだのでいよいよ蓼科のキャンプ場に出発!
R139〜R358を経由して中央道の甲府南ICの手前まできたところで、とうとう雨になる。 近くのローソンの駐車場を借りて「カッパ」のお世話になることになる。
そこで今日のキャンプだが、諏訪の友人に確認したところ、今のところ雨の様子もないということだが、夜中に雨でも降られては大変なことになるということで、急遽ユースホステルに切り替えることにした。 fsさんが確認したところ「遊遍館ユースホステル」は、宿泊OKとのこと。
気を取り直し、取りあえず蓼科のキャンプ場の近くにある、露天風呂「石遊(いしやす)の湯」 に向かうことにしたが、tomoさんは日帰りの予定だったために、甲府南ICから東京に向けてお別れ。
残る5人で甲府南IC〜諏訪南IC、県道17/R299を走り一路露天風呂を目指す。 中央道に乗って程なく雨もやみ、露天風呂に到着した時には雨の気配はなし。 

石遊の湯の前で記念写真をとり、露天風呂に入る。
fsさんが用意してくれた割引券で50円レスの450円を支払って入浴。 とても良い湯加減でした。(*^-^*)ノ

45分ほど露天風呂を楽しんで、いよいよユースホステルに向かうことにしたが、そのまま行くのではなく若干遠回りにはなるが、ビーナスラインを走ってユースに向かうことにした。 ところが、石遊の湯から山合いにほんの少し向かったところで、雨が降り出す。 どうやら、行き先の方向を見ると山に雲が掛かっており、とてもカッパなしではいけそうにも無く、中止してユースに向かうことにした。 2分も走るとまた雨は止んだ。 なんという天気なんだろう、山の天気はサッパリ分からない。

石遊の湯から遊遍館ユースホステルまでは、R299/R20 で約15Kmで、まだ明るいうちの6時に到着した。

fsさんが以前ここに宿泊したことがあるそうで、このユースでは夕食がないということで、チェックインを済ませ夕食を外で取ることにしたが、全員一致で「焼肉屋」に決定。
幸いにも、ユースから歩いて5分ほどのところに「南大門」という焼肉屋があったので早速飛び込む。

意外なことにfsさんとあの頑強な肉体美を誇るさるさんが酒を飲めないとのこと。 松ちゃん、TAN君、私の3人はビール、fsさんはウーロン茶、さるさんはお茶で、先ずは今日一日安全に過ごせたことに感謝して乾杯!
早速焼肉を頼む。 牛タンにカルビ、ホルモンとたらふく食べ、キャベツやモヤシを鉄板の中央にある小さな鍋で茹でながら味噌だれを付けながら食べるのも結構美味しかった。

食べ終わって、外に出ると西の空に薄っすらと月が見えた。
ユースに戻る前に、近くにあるコンビにで夜のミーティング用に飲物を買い込む。
ユースの戻って2次会、いいえ「夜のミーティング」です。
松ちゃんの持ってきたガス式のランタンが登場。 回りを明るくする。 ここで、またまたビールにコーヒーで乾杯しながら、バイク談義に花が咲く。 fs1000さんがバーナーを取り出しお湯を沸かして持参のスープを作ってくれる。 初めてキャンプツーリングに参加した私にとっては、満足な準備もなく、皆さんの持ち物が大変気になる。 これらを一つ一つ説明してもらい、大変参考になった。

このユースには天然温泉があり、朝6:00〜7:30までが入浴時間になっており、ゆっくり暖まってから、歩いて5分ほどで諏訪湖半に散歩に出かける。 空は曇り空で、歩いていくと途中の川がもの凄い勢いで流れている。 どうやら深夜にもの凄い大雨が降ったようだ。 もしキャンプをしていたら、テントは水浸しになったと思うと、ユースに変えて良かったと一安心でした。

全員起床したところで、 さるさんが仕事の関係もあって、早発ちされるということで、ユースのバイク置き場の前にお見送り。


颯爽と自宅に向かうさるさん。(写真左)

昨夜fs1000さんのところに、renaさんから明日諏訪まで中央道を走って出掛けてくると携帯が入り6時半に自宅を出るとか。 そこで10時に諏訪ICで落ち合うことにした。 ユースを出て諏訪IC近くのロイアルホストに寄って朝食を取りながら時間調整をすることにした。 10分ほど前になったので、私宅をしてrenaさんを出迎えるために出発し交差点を曲がろうとしたところでrenaさんもこちらに向かってきて来ていたので目出度くドッキングする。
実はrenaさんともお会いするのは今回が初めて。 さるさんが出発して4人になったが、これでまた5人。





                  私 TANさん  renaさん 松ちゃん fs1000さん

  しかし、ここから関東組はメルヘン街道を楽しみながら夫々東京や日光方面の自宅に向かって帰るということで、私とは逆方向になるので、ここで皆さんと別れて諏訪大社の御柱も見ておきたかったことと、岡谷の友人に合っていくことにした。

さて、いよいよ関東組の皆さんとはここで別れて、これから先は一人旅となる。
そこで、先ず今月の8〜10日に行われた御柱祭りを見ることは出来なかったが、実際に御柱がどんなものか見に行くことにした。 R20をもと来た道を10Kmほど走ると諏訪大社秋宮の直ぐ近くにでた。
早速、境内でお参りを済ませ直ぐそばにある御柱を見に行く。 先端が三角錐に削られ天を指すようにそびえ立つ御柱は中々の迫力であった。 近くを歩いている人に御柱(一之柱)を背景に写真を撮ってもらう。 ひとかかえ以上もある御柱の裏側に廻ると切り出してから大社までの道のりはどの程度のものであろうか、ここまで引きずられてきたことに寄って、数センチは削られ予想以上に真ッ平らになっている部分を見ることができた。  ここをクリックすると御柱の太さが分かります。

境内を一回りして、事前に連絡をしておいた、ここから数キロ先にある岡谷の家庭菜園仲間のカメ吉さん(HN)のお宅によることにした。 相模湖のOFF会でお会いして以来3年振りの再会で、早速ご自慢の畑を見せていただく。
その後、部屋に通していただき、最近中国に出張された時の話や御柱祭り等の話題でひとしきり。 お陰で 話に夢中になり2時間以上もお邪魔していたことに気がつき、重い腰を上げようとしたところに、御柱祭りの時に「冠落とし」(御柱の先端を三角錐にする)という行事が行われるが、この時に出る「木っ端」を御柱建ての前に観衆にまかれるそうだが、これを持っているとご利益があるのだそうで、諏訪大社の交通安全のお守り袋の中に入れ一緒に戴いた。

   写真は、大社のお守りと御柱の木っ端、右上は御柱の先端の三角錐部分

表に出ると、雨は降ってはいないものの如何にも降りそうな曇り空。 午後の降水確率は70%ということもあって、カッパを着用し挨拶をして出発する。 2分ほど走って岡谷ICに近づいたときにいきなり土砂降りの雨が降り出す。 帰りは、岡谷ICから中央道を走り飯田ICでおりて給油と休憩を取った後で、ここからはR153〜R257の137Kmの道のりを流石にカッパから雨も通り抜けるほどの雨でしたが一気に走って、無事5時に自宅に到着しました。 


今回のツーリングは、私にとってはテント持参のはじめてのキャンプツーリングでしたが、生憎の天候でキャンプは中止されましたが、初めての方ともお会いできたり、キャンプツーリングのイロハについての大変参考になる話も聞かせていただいたり、ノンビリと露天風呂も堪能したりと、楽しかったツーリングとなりました。 次回のキャンプツーリングを楽しみにしたいと思います。 皆さんありがとうございました。


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