初秋の飛騨・信州路の旅 2001.9.26 〜 27 今年は家庭菜園MLのメンバーが5月27日に第10回関東OFF会を開催をしたので、相模湖キャンプ場に出掛けた。 しかしこの時は、日帰りでもあり現地での談笑の時間を優先して、東名高速をひたすら走るのみであった。 今年はこれで終わってしまうのかと何か寂しくなり、思い立ったら吉日と前日に民宿に電話を入れると 「宿泊 OK」の返事。飛騨・信州路の初秋の少し早い紅葉に思い切って出掛けることにした。 |
コース紹介 |
乗鞍での時間を稼ぐため、浜松西ICから東名高速〜名神高速を経由 そして一宮JCTから東海北陸道で終点の飛騨清見ICまで向かう。 途中一回目の休憩を給油するために長良川SAでとった後、丁度昼飯 時となったので、岐阜のひるがの高原SAで食事をとることにした。 浜松を出る時、今日の気温は28℃位まで上がるとのことであったが さすがこの辺までくると標高もかなり高くなってきており(1300m位?) 道路脇に取り付けられている温度計は、22℃を指していた。 この調子だと、乗鞍岳に上がるとかなり寒そうな予感がしてくる。 |
陸橋に変わった看板が見えた。 スピードを落としてよく見ると、「標高日本一の高速 道路」と書かれていたので大急ぎで停車して写真を とった。 海抜1085mだそうである。 ひるがの高原では気温も22℃であったが、この辺 は温度も下がって17℃と更に涼しく(寒く?)感じら れる。 |
時間は高山駅前まで約20分。 僅かに行った所に高山陣屋がある。何でもここ は、全国で唯一現存する江戸時代の郡代・代官 所を有する施設だそうで、ウイークデーにも関わ らず結構な観光客が見受けられる。 そこから、200mくらい行った所に古い町並みが ある。 ゆっくり歩いて回ったら一時間ほどかかった。 幾つかの写真は、ここをクリックすると見れます。 |
全長14.4km道路は素晴らしく整備されており、ワインディングロード としては最高だ。ウイークデーのため、車の数も少なく順調にコーナー リングを楽しむ。 そして無事に、畳平の駐車場に到着。 さすがに標高「2,702m」、酸素が希薄なためか車を停止したと同時 にエンジンが停止した。 気温も多分10℃チョット位だっただろう。 ちなみに、マラソンの世界新記録を出した高橋尚子選手は、これより 更に500mも高いコロラドの高地で練習をしてたんですよね。(^ _ ^; |
消えたりと、めまぐるしい変化があったが、雨になることはなかった。 乗鞍スカイラインを上って来た時には、紅葉ではなく葉が黄色くなった 状態の景色しか見ることは出来なかったが、畳平から松本方面に抜 ける、南東斜面に進んでいくと天気も完全に回復し、一変して景色は 綺麗な紅葉を見ることができた。 さすがに、走りながらではゆっくり楽しむことも出来ず、バイクを傍らに 停めて初秋の紅葉をひと時楽しんだ。 |
料金所を過ぎたところの「平湯の大滝」の看板が目に付いたので、方向 が逆になるが、目と鼻の先らしいので寄って行ってみることにした。 R158沿いで、そこから500m程進んだとことに、平湯大滝はあった。 何でも滝の高さは64m、滝幅が6mと表示板に書いてあった。 遠くから見てもかなり雄大で、周りの景色も美しく見応えのある滝でした。 |
一昨日までは、三連休ということもあって満室でてんてこ舞いであった ということだが、この日はウイークデーということもあって私と千葉から バイクでやってきた佐藤さんという方と二人だけだそうで、温泉街の人 通りもだいぶ少ない感じがした。 (向こう側、佐藤さんのゼファー400) 旅に出るなら、やっぱりウイークデーに限りますね。 (^ _ ^; ちなみに、料金は一泊7000円でした。 |
貸しきり状態。 翌朝を含め4回も入浴しました。 ゆうに、3〜4人は入れるような檜作りの湯船が民 宿の2階にどっかりと据え付けられており、そこから 遠く山の景色も眺められて、気分も爽快で大変ゆっ たりとすることができました。 写真は、湯桶を重ねた上にカメラをのせてタイマー を使い撮影しました。 (笑 |
したところで朝食。 佐藤さんは上高地に行くということで6時半には 民宿を出発していった。 夕方には天気が崩れてくるとのことで、平湯から松本へは安房峠の 一般道を走るつもりでいたが、1時間以上掛かるということと、特に 長野県側の下り道路は整備が大変悪いということで、10分も走れば 長野県に行き着く安房トンネル経由にした。 長野県知事の田中さん公共工事縮小で皆さんの評判が悪いですよ。 |
五層天守の中では日本最古のものだそうである。 今年の2月に熊本城に行ったが、再建されたものとは違って中の造り は400年前のままで、その造りの凄さに大変ビックリした。 松本城に関する観光情報は、こ こをクリックすると、松本市のオフィ シャルホームページをご覧になれます。 |
の時にはまだ準備中でしたが、帰る時にはこのようにして松本城を 見物にくる観光客に、無料で案内をして頂だけるボランティアの皆さ んが5名ほど待機をされていました。 一人でも案内してくれるとのことですので、是非利用されると良いでし ょう。 |
もぎ取ることが出来そうなリンゴの木を見かけましたが、松本を抜け てビーナスラインに向かう途中の山の斜面に、見事なぶどう畑を見 かけました。 そういえば、先日のテレビで山の急斜面の足場に石ころがゴロゴロ している、南斜面の「ぶどう」が美味しいという放映をしていましたが まさに、それに良く似た場面に出会いました。 残念ながら写真のみで、味見は出来ませんでしたが。 (^ _ ^; |
有料道路の 「よもぎこば林道」 を通って見ることにして、脇道に入っ た。 林道に入る手前を走行しているうちに、山栗の「イガ」が散乱してい るところに出くわした。 (途中3ヶ所程ありました) 栗のイガと実がペシャンコに潰れているものが大半だが、車輪に踏 まれていない栗の実が見受けられ、成果はご覧の通りでした。 これもバイク走行のおかげで、自動車なら見過ごしてしまいますね。 翌日、早速栗の実がたっぷり入った 栗ご飯 になりました。 |
これからの風景を想像するようなススキの姿が、標識の見える傍に 見えます。 ここから、美ヶ原高原まで往復25km程でいけるのですが、時間の 関係も考えて、あえて引き返すコースを止め和田峠を抜けて白樺湖 に向かうコースにしました。 |
ビーナスラインの和田峠に向かう途中でバイクツーリングをしている 3組ほどのメンバーと出会う。一組は埼玉から、そして一人で鳥取か らと、もう一組は浜松から10名程で、これから群馬の草津温泉迄出 かけるとのこと。 しばし、バイク談義をしたところで、せっかくの機会なので写真を撮っ てもらい、お互いの無事な走行の挨拶をかわして、夫々の目的地に 向い別れました。 |
ましたが、ここビーナスラインは道路の左を見ても右を見ても見渡す 限りのススキの大草原で、生まれて始めて見る光景で、本当に度肝 を抜かれる思いでした。 10月1日は、中秋の名月。ここでお月見でもしたらとんでもなく良い 気分になれるんでしょうね。 |
した。 12時を既に回り1時近くになっていたため、食事をとるために白樺湖 に向かって走ると、白樺湖ファミリーランドに出ました。 殆ど人影も見られず、私もす通りして白樺湖のほとりにある蕎麦屋で 昼食をとることにした。 折角、長野に来たのでざる蕎麦の大盛りを注文。程なくしてきた蕎麦 を見てビックリ、ものすごい量である。多分2人前半くらいはあったで あろう。 残すのも失礼かと時間をかけて全て食べ干した。 |
諏訪市に抜けた後、R152(信州街道)を走れば天竜市を経て浜松 まで、これまた車の往来も少ない国道の走りを楽しめると目論んだの ですが、何処でどうに間違えたのかR152に乗ったはずが全く違う方 向に進んでいました。 走っているうちに諏訪大社の前に出てしまいました。どうやら反対方 向に走っていたようでした。折角のことでしたので時間の関係からも 大社の門前で写真をとって、土産物屋さんをひと回りし直ぐに出発。 |
南岸道路を走って岡谷ICに出て、中央高速を走って飯田ICで降りて R151・県9号線に急遽ルートを変更し、帰ることにしました。 飯田ICで降りて直ぐに幹線道路にでると、以前来た時には気が付き ませんでしたが、歩行者道路に植えられている 「りんごの木」 に赤く 実ってきたリンゴがたわわにぶら下がっていました。 これまた珍しい光景と、路肩にバイクを停め記念に一枚。 |
途中で道を間違えたこともあって、かなり時間をロスし飯田ICを出た 時には、既に4時45分でこの時期では6時には暗くなってくるために 早く帰りたいところでしたが、天竜峡には行ったことが無かったので 次回のために、どのようなところか偵察に行ってきました。 船着場には数隻の川下り船がありましたが、この時間帯では終了し ており、人影も見られませんでした。 |
は解り難いのですが、川の流れはかなり速く急流を思わせました。 きっと楽しい川下りができそうです。 楽しみは次回に取っておくことにします。 天竜峡を4時15分に出発し、R151・県9号線の140kmの道のりを 浜松に向かって走り、自宅に到着したのは○時○分でした。 めっちゃ早かったので、あ〜あ、さすがに疲れました。 (^ _ ^; |