ジャンボニンニク(無臭ニンニク?)
2003年 9月

家庭菜園MLで、とてつもなく大きく臭いの少ないニンニクが出来るということで話題になっていて
このメンバーの豊橋市のHさんが、 こちらに遊びにこられたついでにといって 持ってきて
頂きましたので、早速私も作ってみることにしました。


どの程度信用して良いのか解りませんが、ネット検索によれば無臭ニンニクの良いところだけをピックアップすると 在来種のニンニクに比べて、ビタミンC : 97倍 ビタミンB1 : 10倍 カルシウム : 4.5倍 ベーターカロチン : 4.5倍 食物繊維 : 6倍 等の他にも、胃を荒らす成分のアリシン(ねぎやにんにくに含まれる特有のニオイ成分)の含有が 少ないということで、結構おいしい話ばかりです。(笑
そこへ持ってきて臭いが少ないということで、早速頂いたものを擂って醤油を入れて鰹の刺身で試食致しましたが人の迷惑をかえりみない私としましては、完全に物足りなさを感じました。  しかし、ニンニク独特の辛味は感じられましたし、臭いを気にされる方にはうってつけな一品ではないかと思います。  炒め物にもGoodでした。



 
  • 種蒔きと発芽 10月12日 (日付は撮影日)

植付けは9月14日に在来のニンニク(自家種)と一緒に植え付けました。  発芽は、半月後の10月1日でした。
戴いた中のニンニク片は大小様々なものの他にも、ニンニク片の脇に小さな硬い薄茶色の皮をかぶったものがありましたので合わせて植えてみました。
そのためでしょうか、発芽も一斉ではなくバラバラになりました。  ニンニクは最初に充分な肥料を与えることと、チッソ過多ではあまり上手く出来ないので注意が必要です。

  • 凄い葉茎です  11月12日
                   (種蒔きより59日目)

ニンニク片を植え付け後、2ケ月が経過しましたが、在来のニンニクに比べて葉茎が既に数倍の太さになってきました。
今までに、こんなニンニクを見たこともありませんので、この先何処まで大きくなるのかが、大変に楽しみですね。

 
 
  • にんにく坊主   5月20日  (248日目)

5月の初め頃から、ニンニクの芽が育ち始め、その先端に在来のニンニクでは小さなニンニク片が入ったものができるのですが、どうやら葱坊主と同じような形をしたものが付いています。
花柄というのでしょうか、どんどん伸び始めたところで、頭が重いこともり倒れてきてしまいました。
この後に倒れ防止のために支柱をつけました。

葉茎の太さは、この時点で約5cmくらいです。

  • ニンニクの花  6月12日  (271日目)
6月にはいると綺麗な紫色の花が咲き始めました。
殆ど、葱の花と色が違うだけで良く似ています。
矢張り同じユリ科の植物なんですね。

花をいつまでも咲かせていると、肝心なニンニク片が大きくならないということですので、この後に未練はありましたが途中から様子を見るために1個だけ残して花を切り落として捨てました。
 
 
  • ニンニクの収穫  6月25日   (87日目)
収穫の時点で既に梅雨に入ってしまいましたので、少し皮が腐り始めており大急ぎで収穫しました。

タイルの一面が10cmありますので、どの程度の大きさかご想像ください。
右側のニンニクの手前に見えるのは、来年植えるとあまり大きくなりませんが、ニンニクが育ちます。

両脇にあるのものが我家で取れた普通のニンニクです。
  •  またまた酒飲み用の、にんにくレシピです
最大の関心はなんといっても味ですね♪

最初にすりおろしたところ、随分水気が多いですね。
臭いは在来のものよりかなり少ないように思いますが、水気を取り醤油をかけて鰹の刺身で食べてみましたが、品の良いニンニクといった感じですが私には物足りませんでした。(笑
炒め物にしてみました。 時節柄、自家製の大根、人参、アスパラにソーセージを使って、ごま油と塩コショウと香り付けに醤油で調理しました。 ニンニクが良い感じでした♪
 

終わり