玉葱の種の自家採取
例年玉葱の種は種苗店で購入していましたが、当地は玉葱の特産地で近在の専業農家さんでは
自家採種をされていますので、その方法を垣間見ながら自分でもやってみることにしました。

試行錯誤をしながらどうやら上手く育って種子の採種も出来て、その後自家採取した種を
使用して苗が育ち玉葱の収穫にまでいたりましたのでHPに掲載してみました。
 
玉葱の種採りのための玉(球根)の植付けは、その年に収穫した玉葱を腐らないように
この時期まで保管し、それ
を使用して10月に入ったら植付けをします。
植え付けてから半月もすると芽が出始めて、その後育ちながら分球していきます。

'02.12.27
10月7日に植付け後二ヵ月半を経過しました。
元気に葉が伸びてきています。

'03.01.21
玉葱の分球が少しずつハッキリしてきました。
これから、幾つに分かれていくのでしょうか。

'03.04.03
これが、最初に一つだけ植えた玉葱とは信じ
られません。 こんなに見事になりました。

'03.04.03
植付けから約半年で、葱坊主がドンドン大きく
なってきました。

'03.04.26
葱坊主もだいぶ大きくなってきましたので
倒れ防止の種にネットをはりました。
玉葱の花はこ こからどうぞ

'03.05.15 '04.05.11改訂
雨を防ぐためにトンネルで屋根をつけました。
花粉が雨に大変弱いためのものです。
受粉は手で葱坊主の頭を撫でてやります。

'03.06.27
ネギ坊主(花球)の収穫です。
枯れ始めてきたものから収穫していきます。

'03.0727
1ヶ月ほど花球を日陰で良く乾燥させてから花球を分解し、種皮をすり潰して中から種を取り出します

'03.0727
種を包んでいる種皮は軽いので、種皮殻は
風で簡単に吹き飛び種と選別ができます

'03.10.03
これは前年に収穫した種から育てた苗で播種から
26日経過したもので発芽率も上出来でした

是非ご自分でもお試しになってみて下さい。

<<玉葱の種の保存にあたっての注意事項>>
玉葱の種の寿命は種の中でも短命種子の部類に属し1〜2年で発芽しなくなります。
常温保存ではさらに短命となってしまいますので、個人では冷蔵庫などでの
保存をすることが好ましい環境だと思います。



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