2年目の枯れ葉堆肥作り
(2002.11月〜)

昨年、初めての枯葉を使用して堆肥作りをしたのですが、醗酵をさせるのが少し遅かったこともあって
今年はその時の経験を活かす上で、少し材料の内容を変えてみることにしました。
特に大きな変化点は、醗酵の促進のために生ゴミの醗酵促進剤が良いともいわれていましたが
結構値段も高いことから、JAで簡単に手に入る「菜種粕」をタップリ使用することにしました。
ほぼ20kg(800円)の使用でしたが結果的には大変な効果が得られました。

今年も自宅から30kmほど離れた天竜市まで枯れ葉集めに行ってきました。 90リッターの袋にギュウギュウ詰めで15個分集まりました。
これだけあれば、ウハウハで〜〜す。  
('02.11.27)


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堆肥作りにあたって材料面での昨年との違いは、生ゴミの使用を止めたことと醗酵促進として菜種粕を20Kg
をタップリ用意しました。 稲藁は、コンバインで短く切ら
れたものを知人から頂きました。(トラックに積載中)
稲藁+枯葉に鶏糞/牛糞/米糠を鋤き込み、更に種粕を
振りまき良く切り返してから上に乗って踏みつけます。
そしてホースで水を充分振り掛けてやります。 写真は
3層目を終えたところです。     
   2002.12.03

更に、積み込みをしながら切り返し、そして踏みつけを
繰り返して、これで5層までになりました。
稲藁は軽トラに山盛りで持ってきましたが、全て使いはたしました。 枯葉の方は10袋を使いましたので、残り
5袋は来年の追加用として保存しておきます。 その
他には、牛糞25Kg×6袋鶏糞20Kg×5袋です

これで今回の枯葉の積み込みは完了です。
後は、この上にシートをかけて醗酵を待ちます。

軽トラ用のビニールシートが手頃な大きさですので新調
(680円)しました。 太陽や風雨にさらされますので1年
で破れてきますね。
シートの目的は、醗酵を促進させるために保温と乾燥を
させないことが一番の目的ですが、醗酵が始まったとき
に発生する嫌な臭気を漂わせない意味もあります。 何
といっても、すぐ前は通路になっていますので。
この写真は、ピンぼけなのではありません。枯葉を積
み込んだ4日後に臭気がしたのでシートをめくったところ
この日は外気温が12℃と、やや低かったこともあります
が、湯気がもうもうとたちこめているところです。 棒温度
計を30cm程中に差し込んだところ、何と67℃と高温で
ビックリしました。 もの凄い勢いで醗酵が始まっていま
すね。 枯葉も湯気が廻って黒ずみ始めてきました。
2002.12.18
作業をし易くするために、堆肥場の前側には囲いを作らなかったのですが、これでは堆肥の量が減ってしまうために、取り外し式の仕切りを作りました。
2002.12.18
わずか半月足らずで、枯葉が醗酵して高さも随分低くなっていましたので、残っている枯葉と稲藁を追加していっぱいにしておきました。
2003.01.23
米糠が入手できましたので、今年初めての切り返し作業をすることにしました。 米糠を撒いた後に菜種粕 を撒いてから切り替えしをしました。
切り返しをした直後から、再度醗酵が始まりかなりの温度にまた上がり始めました。
2002.03.20
だいぶ暖かくなってきましたので、2回目の切り返しをしました。 前回の菜種粕が効いたのでしょうか、かなり堆肥化してきていました。 しかし、下の方まで切り返したところ、最初のままの状態のものが出てきました。
保水と切り返しは気を付けないといけませんね。
2002.05.18
バケツに半分位の菜種粕(約1Kg強)振りかけて、今年4回目の最後の切り替えしです。 
この高さまで沈んできて充分熟成し、匂いも大分減ってきており堆肥として使用するに充分なところまできましたので、この醗酵が済んだ頃には使用が可能でしょう
2002.05.18
切り返しをしているうちに見つけたのですが、今回堆肥を作るにあたって古い堆肥を取り除いたのですがミミズが沢山出てきました。 ここに見えるだけでも10匹以上が確認できます。 枯葉も殆ど原形は見られなくなり、かなり堆肥化が進んでいます。 (*^-^*)ノ


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