カボチャスープパンプキンスープ
の作り方

 カボチャには日本カボチャと西洋カボチャ、この他にペボカボチャというような品種があります。

  西洋カボチャ : 果肉はホクホクとして甘いことから栗カボチャとも呼ばれ、一般的に煮つけ用として
             使用されているものです。
  日本カボチャ : 果肉はネットリしてやや甘みが少なく水っぽい感じで、欧米などではもっぱらスープと
             して使用されているものです。
        
 ここで紹介するのは、私が栽培している日本カボチャの品種に属する三毛門カボチャ鶴首カボチャで、
 これらは果肉が柔らかいことからス−プとして使用するにはとても適したカボチャです。
 

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@ カボチャの準備
最初にカボチャの皮を剥いてから一口大の大きさにに切ります。 皮を残したままのでも可能ですが、スープの木目(キメ)が粗くなり舌触りが少し気になることと、皮と果肉の間に緑色の層があり、ここがやや苦味を感じさせることがありますので皮を剥きながら一緒に緑色の部分を切り取ることをお薦めします。
但し、緑色の部分を神経質なまでに全てを完全に取り去る必要はありませんので念のため。


* カボチャの皮は硬いことから一口大の大きさに切ることがt大変な場合は、鶴首カボチャの場合は長いのでほぼ3等分に
 切ってから種を取り出した後で、更に縦に半分に切り(結果的には6分割)耐熱皿に皮の面を下にして適量を並べてから
 サランラップで覆い電子レンジで500Wで2分間ほどチンした後に切ると簡単に調理することができます。 ああああああ




A カボチャを煮る
鍋に一口大の大きさにに切ったカボチャを鍋に入れ、水をひたひたになる程度に入れコンソメスープの素
(5〜6個をお好みで)を加えて、強火にかけて煮立ったら中火で15分くらい煮ます。
コンソメスープは我家ではカボチャ約2Kgに対して6個使用しますが、お好みで増減してみて下さい。
                                

  * 煮あがったカボチャは果肉がとても軟らかく、菜箸を入れてかき混ぜるだけで型崩れがするほど軟らかく煮あがります。


B ペースト作り
ペーストの作り方については、裏ごしをする方法とミキサーフードプロセッサーを使う方法がありますが、
後者の方が簡単でペーストの木目(キメ)も大変細かく飲み易くなりますのででこちらが良いでしょう。
ここでは一般的なミキサーを使用してのペースト作りでご紹介します。

ミキサーを使用した場合には、カボチャを入れ過ぎると負荷によってミキサーが動かなくなったりしますので、1回の分量は300〜350g程度が最適です。

  * 西洋カボチャ品種のホクホク系のものを使用する場合には、果肉がやや硬いことから煮汁を少し加えミキサーの動きを
    スムースにさせるようにしますが、煮汁はできる限り使用しない方がスープは美味しくなります。

>ミキサーの中にカボチャを移す際は、できる限り煮汁は入れない方が美味しいペーストができます。
ミキサーにカボチャを入れたところで最初に菜箸で掻き回してブレードがスムースに回転するように少し手助けしておきます。(写真左)
2〜30秒ほどでペーストはとても極め細かくなって出来上がりますので、これでカボチャのペースト作りは完了です。(写真右)

出来上がったカボチャペーストはビニール袋に入れて冷凍庫で凍らせておけば、後から好きな時に使うことが出来ます。
写真は一回分ずつをビニール袋に入れたものですが、一袋の分量はお飲みになりたい濃さでお好みによりで決められると良いと思いますが、我家では2人分として300gとして、保存用のビニール袋にオタマを使って移し替えています。


C スープ作り
スープは二人分としてカボチャペースト300gに対して200cc〜300ccの牛乳で溶いてから中火で仕上げます。  スープの濃度はお好みで牛乳の量で調整して下さい。
煮立ってきたところで、塩(ほんの少々)と胡椒(お好み)を使って、味を整えたらスープ皿
に入れてカボチャスープの完成です。
暑いままでもよし、冷してから飲んでもとても美味しくいただけます。
お好みによって生クリームを加えるとクリーミーな味になりますので、お試しになられるのもよろしいかと思います。

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