鳥取・北陸方面
1992。5。2 〜 4

また、5月の連休がやってきた。5月は浜松祭りとぶつかってしまうがツーリングには代えられない。
今回は、初日は東名・名神・中国道を経て鳥取に向い、翌日は鳥取砂丘〜北陸経由で大阪に。
最終日は大阪から京都に入りゆっくりと京見物をした後に浜松に戻るコースである。


第一日 浜松〜(東名)〜名古屋IC〜(名神)〜吹田JCT〜(中国道)〜山崎IC〜(R29)〜鳥取   488Km
第二日 鳥取〜鳥取砂丘〜(但馬海岸有料道路)〜(R178・312)〜天橋立〜(R178)〜舞鶴西IC〜(舞鶴道)〜吉川JCT〜(中国道)〜大阪市内   280Km
第三日 大阪〜(阪神高速・名神)〜京都〜京都東IC〜(名神・東名高速)〜浜松  309Km
      三日間合計走行距離数 : 1077Km

 コース紹介

鳥取までは長距離ツーリングの定石通り、先ずひたすら高速道路を利用して走る。2日目は、鳥取砂丘を不振り出しに日本海沿岸をR178・312を経由しながら風光明媚な天橋立へと向い、夜は大阪に一泊。
最終日は、大阪から京都市内をゆっくり見物し、京都東ICから名神・東名高速道路経由で浜松に戻る。


 
  • さあ、鳥取に向かって出発
今回は総勢8人。1回目は東名上郷SAで休憩。
鳥取までは、今回も高速道路主体のため一時間位走っては休憩をしながら目的地を目指す。

今回も、全員体調・バイク共に至極快調なスタートだ。   
  • 私歌う人、私寝る人
兎に角、途中は高速道路でひたすら走るのみ。
鳥取について、早速ホテルのフロントに聞いた店に食事に出かける。今回は何故か
食事に行って際の写真が一枚もなかった。食い気専門だったんだろう。(^ 。^;

食事をした後には、近くのカラオケスナックに飛び込んで、旅の疲れを癒す。
癒すといっても、道中の疲れもあって、若者は実に元気ではあるが、我輩は早々と
カラオケならぬ子守唄を聞きながらお休みタイム。
  • ホテル近くの公園広場で

今日も気持ちが良いほどの青空だ。朝の食事を終えてホテル近くの公園に散歩に出た。鳥取駅にも近く、綺麗に整備されていた公園でした。旅に出た時は、このような時と空間が実に楽しい

公園広場で記念撮影。バックに見えるのが宿泊したホテル。
  • 鳥取砂丘入り口
朝8時半に、ニュー鳥取ホテルを出発して、鳥取砂丘に向かう。
間もなくして砂丘の入り口に到着した。朝の時間も早い割には
既に沢山の観光客が駐車場を埋めていたのには驚いた。

砂丘前の付近は、何となく中田島砂丘に似通った感じだった。
  • 鳥取砂丘を背景に

浜松の中田島砂丘と違って、砂の色が赤い。砂というより赤土っていう感じ。小高い砂丘も砂に足を取られることもなくスムースに登ることができた。砂丘入り口から海岸線まで行ってくるとそれでも結構疲れた。
  • 砂丘前の休憩所で一服
朝、鳥取市内を後にしてそれ程時間も経っていないのだが、休憩所で一息入れる。

美味しそうにウインナを食べるAさん(女性)に、このあと数時間後に何かが起ころうなんて誰知る由もなく。
  • 見知らぬ、景色の綺麗な港町
鳥取砂丘を後にして、但馬海岸有料道路を経て、宮津の天橋立
に向かう。
鳥取砂丘から1時間ほど走った所で大変景色の良い所まで来た
ので、休憩することにした。何という名前の港なのか知らないが、
冬の日本海は荒波が押し寄せると聞く。それを守ってくれる様な
小高い山々がこの港を守っているような、自然の姿を垣間見た
気がした。
さあ、いよいよ天橋立に向かってスタートだ。
  • さあ、一大事。バイクから煙が
幾らも走らないところでクラクションが鳴り響く。 Aさんのバイクが調子が悪くてエンジンが時々おかしいようだ。ガソリンは出発前に補充して問題はないはず。 一旦止まって、様子を見るが特に何も判らない。また走り始め数十分経った所で、今度は完全にエンジン停止。その直後にタンクの下から何やら怪しい煙が出始めてきた。 結果的にはスパークユニット・イグナイタが次々にパンクしてその熱でワイヤハーネスにまで延焼したが、幸にも火災に迄至らなかった。
すわ一大事で、修理できる店を探すことにした。片道20Km程行った美方町で自動車販売店が見つかり飛び込む。ここには運良く同型のバイクが置いてあった。 事情を話すと快く部品を提供して頂けるとのことで、現場に取って返す。
この間、既に2時間が経過。私走った人、そして待っている人もさぞこの暑さで、参ったようで道端でこの通り。
バイクを牽引して、販売店まで出掛け工具を借りて部品交換だ。終わった所で時間は、5時を廻っていた。今夜は大阪のホテルを予約してあることからお店のご主人にお礼もそこそこに出発。ホテルについたのは、夜の10時過ぎでした。
  • ホテルでの食事
てな、わけでありまして翌日は大阪を出て京都市内をゆっくりと
見物する予定でしたが、起床時間を遅らせてゆっくり食事をして
から、京都市内は止め比叡山ドライブウェイを通って比叡山に
登り、琵琶湖大橋を渡り栗東IC経由で名神・東名高速道路経由
にて帰るコースに大幅変更となりました。
私は、朝はニワトリと同様の起床をしますので、早朝の大阪城迄
バイクを飛ばして見物に行ってきました。

写真は、ホテルで朝食を取りこれから京都方面に出発する直前
の記念写真。
  • この日も道路は渋滞状態
5月連休ということもあってか、何時も観光地付近は道路が混雑
する。

しかし、そこはバイクの良いところでそんなことはあまり気になら
ない。 危険のない程度に自動車の脇を・・・ m ( _ _ ) m

ちなみに、只今阪神高速道路を走行中。
  • 比叡山ドライブウェイで
大幅にコース変更したために、行き当たりばったりで、地図を便り
に走るのだが、時間のロスが大きい。
更に、琵琶湖西岸のR161では、自動車では気の毒な位ノロノロ

運転だ。 お陰で、この日は殆ど写真を写す余裕もなく、比叡山
ドライブウェイで写したこの一枚となってしまった。

最終的なスケジュール(コースと走行距離)
こんな結果になっちゃいました。
第一日 浜松〜(東名)〜名古屋IC〜(名神)〜吹田JCT〜(中国道)〜山崎IC〜(R29)〜鳥取   488Km
第二日 鳥取〜鳥取砂丘〜美方町〜(R9・播但連絡道)〜福崎IC〜(中国道)〜大阪市内   227Km
第三日 大阪〜(阪神高速・名神)〜京都東IC〜比叡山〜琵琶湖大橋〜栗東IC〜(名神・東名)〜浜松  320Km
  三日間合計走行距離数   :   1035Km