初日は新東名高速を走り清水JCTで東名高速に抜けて沼津ICで降りてR136〜R414で河津に出て下田〜石廊崎を廻って松崎に向かうルートが計画されました。
この日は朝から雲ひとつない快晴で新東名高速の浜松浜北ICの集合場所に8時半少し前に到着し、予定の7名が集まったところで、清水JCT経由で残り2名の待つ次の集合地の東名高速の富士川SAに向けて出発しました。
途中交通量も少なくまずは順調は滑り出しで、富士川SAには待ち合わせ時間の9時45分よりもかなり早く到着したこともあって休憩をしているところに2名が合流し、出発前に集合写真を撮影してから次の目的地に向かいました。
沼津ICで降りて県道83号線〜R1〜R136で三島市内を抜けるあたりでは、ウイークでとはいえ営業車の活動時間帯でもあることから商用車やトラック等での渋滞にも見舞われ、最初の目的地でもある韮山反射炉には11時を少し回ったところで到着しました。
過去に伊豆半島へのツーリングは何度となく行ってはいましたが、韮山反射炉には一度も足を向けたこともなく今回が初めての立ち寄りとなりました。
反射炉そのものに関する知識もなく、受付で100円の入場料を払って中に入りましたが、幕末期の代官江川英龍が手がけ後を継いだその子英敏が完成させ、現存する稼働した反射炉としては国内では唯一ここに残されているだけで、この反射炉では金属を溶かし大砲を鋳造したとかでレプリカとして作られた大砲も展示されていました。
韮山反射炉からはR136/R414を南下し道の駅「天城越え」で昼食をとり、その後伊豆東海岸の河津に出て、ここからはR135の眺めの良い海岸線を快適に走り下田港に直行しました。
下田港には数回にわたって立ち寄ったこともあって、それほど新鮮な感じはしませんでしたが、休憩を取りながら湾内を走る遊覧船の黒船を見たり、漁港内への立ち寄りは今回が初めてのことでしたが、少し前にセリがあったようでしたが、この時間では既に終わって整理に追われていました。
下田を後にして西海岸の松崎にあるホテルに向かう前に更に南下して伊豆半島の最南端の石廊崎灯台に向かいました。
この界隈まで来るとウイークデイということもあって車も少なくあっという間に駐車場に到着しましたが、ここから灯台までは約1Kmほどの起伏のある道路を徒歩で30分ほどかけて歩きましたが、この時期ともなると天気が良いこともあって一汗かきました。
灯台の前を通って更に半島の先端に進んでいくと遠くには新島や神津島がやや靄っていたこともあってくっきりとしてはいませんでしたが眺められました。
石廊崎を後にして、いよいよ今日の宿泊先の松崎の伊東園ホテルに向かいました。
5時を少し廻ったところでホテルに到着しましたが、最近では地震の影響による風評からでしょうか、伊豆半島全体の観光客が激減しているようで、到着したホテルの大きさに比べると車の数も少なく、バイクツーリング客も我々9台だけでした。
先ずはのんびりと温泉に入って汗を流してから、レストランでの夕食となりましたが、昨今では不振な旅行客の集客のために伊豆半島における大半のホテルがそうであるように伊豆の大手ホテルである伊東園でも夕朝食の全てがバイキング形式で、夕食には90分間という時間の制約はあるものアルコールドリンクが全て飲み放題で何と7,800円という格安な値段にはびっくりしました。
90分間といっても僅か9名のツーリングということで、ど派手な宴会でもなくゆっくり飲んで食べることもできましたが、食後は幹事部屋に戻って今年初めての顔合わせということもあって旅の話に花が咲きました。
さて、2日目は朝早く目覚め温泉に一風呂つかって海岸付近を散歩しました。 ホテルから300mほどのところに突き出た半島が見えましたのでカメラ片手に出かけてみました。
半島の先端の周囲には遊歩道が設けられていて大きな岩をくぐって歩いていってみましたが、海岸線はもやっていて本来なら清水方面がくっきり見えるはずでしたが眺めることはできませんでした。
ホテルに戻ってバイキング形式の朝食を済ませ、9時にホテル前で全員での記念撮影をして帰りのルートに着きました。
帰りのルートは松崎からR138を北上して、宇久須から県道に入って仁科峠をワインディングしながら達磨山〜戸田峠経由で沼津に抜ける予定でしたが、途中で道を間違えてR138に引き返した直後に宇久須から仁科峠に向かう途中で1台のバイクがエンスト、今回のメンバーには設計屋から解析屋とメカには詳しい連中だが、どうやら電気系統らしいところまでは突き詰めたがこの先が分からない。 私のバイクと同型のバッテリーということで交換してみようということで、外そうとしてナットを緩めたところ締まっておらず、これが原因でバッテリーダウンをしたようで早速交換したところ一発で解決、この後元に戻して問題解決はしたものの少し時間を手間取ったことから、帰宅ルートは大幅に変更して、R136/414経由で伊豆西海岸を走り、沼津港に立ち寄って昼食に美味しい魚料理を食べて変えることにしました。 てなことで、帰りルートでは殆ど写真を写すこともなく、昼食に立ち寄った沼津港での一枚だけでした。
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