秋の北軽井沢ツーリング

〜 60歳からのツーリングクラブ〜
2012.10.18〜19

毎年5月と10月に定例的に実施をしている元の勤務先をリタイアしたメンバーで構成するOSTC(Over Sixties Touring Club : 60歳からのツーリングクラブ)も10年目を迎え、今回のツーリングは 一泊二日で10月18〜19日に北軽井沢のはまゆう山荘にて定例総会を兼ねて実施しました。


以前から決まっていた10月18〜19日のOB会の北軽井沢へのツーリングのタイミングで台風21号に遭遇しそうな気配でしたが、出発の前日になって多少の影響はあるものの午前中はやや愚図つくものの昼過ぎには回復するような予報で当日の朝を迎えましたが、朝起きると曇り空で出発前の雨雲レーダーによる途中雨に降られることも予想して最初からレインウェアを着用して出発することにしました。
片道約300Km程度ということから出来るだけ高速は使わず、富士から西富士周遊道路を走り甲府市内に入って4年前に信玄公祭りに出掛けた際に立ち寄らなかった武田神社で参拝し、山梨の郷土料理「ほうとう」食べてから軽井沢方面に向かうようにしました。 家を出てからまったくと言ってよいほど雨に降られることもありませんでしたが、甲府を出てから途中少し雨降られましたが、小諸市内に入った頃にはすっかり天気も回復し、軽井沢に入った頃にはかなり気温も落ちておりハンドルのグリップヒーターを入れて走ったほどで、紅葉は明日の天気の回復を待ってゆっくり楽しむことにして、先ずはのんびり温泉に浸かりたいことから宿泊先に直行することにして3時半に到着しました。
このクラブは関東勢が多いことと天気も良くなかったこともあって、宿には既にほぼ全員が到着していましたが、遠く南からは熊本そして北は仙台、また浜松より遠方の鈴鹿などからで総勢74名が今回のツーリングで集まりました。
5時半からの定例総会までにはたっぷりと時間もあって湯のぼせするほど温泉に浸かり、その後総会とクラブが発足して10年目を迎えた節目として長年事務局長を務めてきたM氏からの記念講演を済ませ、待ちに待った大広間での大宴会となりました。
無論、この夜も広くもない幹事部屋に30人以上も押し寄せて明日の朝に出掛ける1957年(昭和32年)に完成し、現在ではその一部だけが残されている日本で最初のサーキットとなった浅間高原自動車テストコースで開催された今では懐かしい当時のビデオを見たり、懐かしい昔話で遅くまで語り合いました。

そして2日目の朝迎えましたが、前日とはうって変わり雲ひとつない快晴!
朝食を済ませて先ずはバイクの手入れと、何時ものことながら出発前にはあちらこちらで夫々が乗ってきたバイクの前で品定めとバイク談義がしばしの間行われます。
9時半頃に夫々に気の向く仲間や一人旅と宿を出発して行きましたが、今回は事務局が浅間高原自動車テストコースの見学を企画してくれてあったことから参加しました。
目的地のテストコースに向かう途中の国号146号線沿いの温度計は8℃の表示がされていましたが、街道の木々はすっかり紅葉も進んでいてだいぶ肌寒さを感じました。
現在ではテストコースの大半が牧場の牧草地に戻されていいて、コースは群馬県の嬬恋村がこの場所を管理していてご好意で入場とコースの試走も許されましたが、現在のレース場とは違ってダートコースということもあって地盤も悪く数名の人たちは試走を試みましたが、1300ccの大型バイクの私はご遠慮いたしました。(笑

4〜50分ほど浅間高原テストコースを見学した後で現地解散となり、ここからはメンバーと別れて一人で軽井沢市内を少し散策し、小諸〜佐久市から国道141号線を走り清里高原のJR線の駅では標高日本一の野辺山駅近くのレストラン最高地点に立ち寄って、八ヶ岳を眺めながら昼食の手打ち蕎麦に舌鼓をうち、その後は国道52号線で韮崎市〜南アルプス市を抜けて駿河湾の油井まで走り、清水からは東名高速を走って夕方の太陽の沈む少し前に2日間で680Kmのツーリングを終えました。