先ずは浜松ICから東名高速で富士川SAに向かい富士山のチェック、富士川楽座の建物の脇に普段なら綺麗な富士山が望めるところですが、矢張り天気予報の通り雲が
張り出していて、写真でも何とか判りますが雲の上に山頂だけが僅かながら覗いているという程度でした。
富士川SAのETC専用ゲートとで降り、ここから一般道で富士宮市内にある浅間大社に向かいましたが平日で10時に到着したということもあって殆ど人影もありませんでしたが、
拝殿で交通安全と富士山の天候に恵まれるようにと祈願をしてきましたが、ここでもブルゾンを脱いで半袖のTシャツになって歩いていても汗が額から出るほどでした。
浅間大社から目指す富士山宮口五合目の駐車場までは35Kmほどで、
富士宮市内の混雑している通りを抜けだいぶ以前から無料化をされた富士山スカイラインを目指して走ってると上空は真っ青な青空ですが、
目指す富士山には富士川楽座で見た時よりも雲がすっぽりと覆いかぶさっていいて心配をしましたが、富士山スカイラインに入ってから快適に走っているうちにその心配も
少しずつなくなり雲の切れ間からこの時期ではまったく雪も見られない山頂も見えてきましたが、これは100円玉のご利益のお陰かな。(笑
目的地に近づくと観光バスのお尻を走らされてややいらいらしましたが、
無事に11時20分に標高2,400mの駐車場に到着すると既に関東、関西方面からも何台かのバイクが来ており、
下の方の駐車場にも
昨夜から山頂を目指したと思われる車などで一杯で、駐車場から眼下を見下ろすと矢張り途中でも出合った霧の影響でしょうかあまり景色は優れませんでしたが遠くに愛宕山が
見てとれました。
近くの案内所で今の気温を尋ねると温度計が設置されていて23℃を指していましたが、思ったよりも気温はそれ程低くはありませんでした。
20年数年前に山頂を目指して登坂したこともありましたが、折角ここまで随分久し振りに来たということもあり、約20分ほどで到着できる新六合目(2,490m)まで登ってみることにしました。
歩き始めた時の気温が23℃ということもあって、最初はメッシュのブルゾンでも汗は出ませんでしたが、
少し登ると矢張り汗が出はじめ半袖のTシャツになりましたが、
それでも強い陽射しの影響で汗が出るほどで、下山してくる人たちと「こんにちは」、「お疲れさん」と言葉を交わしながらバイクブーツで一生懸命に新六合目を目指しました。
ここまで来たところで以前に山頂を目指した時には向かう方向が違うことから行かなかった宝永山
が新六合目の山小屋から更に15分ほどかけると宝永山の全貌と火口も見渡せる場所まで行けるということで歩いてみました。
登山口から約35分ほどで到着した標高2,500mまでくると僅か100mほどしか登ったわけではありませんが、気温は2〜3℃下がったような感じで、完全に汗も引き吹く風は清々しく、
ここから眺める宝永山はとても素晴らしい眺めでした。
ここまで来るとすっかり足元は火山灰の影響ですっかり真っ白になっていて、ここから宝永山の山頂までは案内板に約55分で到着すると書かれていましたが、12時を既に
回っていて腹ペコとなりましたので下山することにし、駐車場に着いた時には既に昼も回った12時45分でした。
先ずは腹ごしらえと言うことで過去にも立ち寄ったことのある忠ちゃん牧場にジンギスカン鍋を食べに行くことにしました。
途中で道を間違え20Km近くも遠回りをして
忠ちゃん牧場に到着したのは2時近くになっていて腹ペコもこの上なく、早速ジンギスカン鍋セット(1,580円)を注文し、たっぷりとした
野菜を鍋の上に敷きつめてから、その上にラム肉を載せて焼き、久し振りに美味しいジンギスカン鍋を堪能しました。
食事をした後で牧場内には散策できるコースがあり、 放牧されている乳牛や今食べたばかりのラム肉じゃあなかった羊の群れを眺めながらしばし腹ごなしのために歩きましたが、流石に
富士山の麓まで降りてくるとまたまた下界の暑さで汗にまみれることなり、小一時間ほどの滞在でだいぶ時間も押してきたこともあり、この後で当初予定をしていた沼津行きを中止して帰路に向かいました。
帰りは富士市内に出て、そこからは良く整備された殆どが無信号の国道一号線のバイパスを走り、途中袋井市内で時折出掛ける天然温泉和(やわらぎ)の
湯に立ち寄ってツーリングでの汗を長し、自宅には薄暮となってきた6時半に390Kmを走り終えて無事に帰着しました。
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