久し振りの信州キャンプツーリング |
歳は取りたくないもので、最近では気軽にキャンプツーリングに一人で出掛ける機会もなくなって、たまにツーリング仲間からの誘いがあっても都合が悪かったりと中々その機会もなかったが、今回は私も仲間に加えさせて頂いている関東を中心としたツーリングクラブのfsさんからツーリングをする3日前に長野県でのキャンプツーリングの誘いのメールが入り、呼びかけが急だったこともあり参加できるメンバーが4〜5名ということでしたが久し振りにメンバーとの再会も出来ることから、つい2週間少し前に南紀へのツーリングを終えたばかりでしたが、家庭菜園の仕事もひと段落し天気もどうやら良さそうで、この機会を逃すと次回がいつになるのかも分からないことから急遽参加することにしました。 |
いよいよ梅雨のシーズンに入ったが朝から快晴のツーリング日和で、fsさんが3時前にはキャンプ場に入るということなので、距離的には100Kmほどハンデキャップもあり、普段信州方面へのツーリングは浜松からR257〜R153を経由して飯田方面に走っていますが、今回は高速道路の休日割引上限1000円を利用して80Kmほど遠回りにはなるが時間を稼げることから、自宅〜東名高速〜東海環状道〜中央道〜長野道〜上信越道〜R66〜山田牧場として自宅を8時半に出発をした。 土曜日で高速休日割引が適用とはいっても普段とそれ程交通量は変わらず、快適に東名高速から東海環状道を走って中央道の恵那峡SAに来たところでガソリン給油と最初の休憩、休日と天気が良いこともあってバイクの駐車場もいっぱいで、少し離れたところに駐車に行ったところかなりレトロなバイクが3台止まっていたので聞いたところ、何と1940年代に生産されていたHarley DavidsonのKnuckleheadで、この車は1947年式だとかで私よりも6歳年下ではあるが、私同様に元気なものだ。(爆 中央道の岡谷JCTから長野自動車道を走りはじめたが途中のSA、PAともにガソリンスタンドが無く、とうとう筑北PAを過ぎた長いトンネルの手前まで来たところでリザーブタンクに切り替えとなり昼食休憩を兼ねて標高615mにある姨捨SAにガソリン補給のために飛び込んだが、何とここにもガススタンドは無し。 取りあえず食事を済ませ案内所に行くと長野道は今まであった給油所が廃止されたりしていて数が減ったとのことで、取りあえず次の20Kmほど先の松代PAにあるということで一安心したが、それにしてもSA(サービスエリア)に無くてPA(パーキングエリア)にあるというのも何ともおかしなものだ。 さて、山田牧場キャンプ場は標高約1400mで、ここからは遠く北アルプスの山並みの見える素晴らしい場所で今回で2回目となります。 小布施PAのスマートICで降りてR66を走って山田牧場キャンプ場には2時少し前に到着しましたが、既に埼玉からfsさんは到着していました。 今回は「ゆっくり温泉で遊ぼう」がテーマでしたので私も早速荷物を降ろしテントを張ってから、先ずは今日の夜食のBBQ用の食材の調達をしながら温泉に入るために山を20Kmほど下って町のスーパーまで出掛けて調達を済ませ、この界隈の山の中腹には硫黄泉質で泉質の良い温泉施設が点在していますので、キャンプ場に戻る途中にある山田温泉の「大湯」(300円)に寄りました。 大湯は木の香り漂う檜造りの湯船で、打たせ湯と上がり湯も備えられており、多くの人で残念ながら中での撮影はできませんでしたが、熱湯とぬる湯の双方を体験しながらのんびりと一日の汗を流しました。 キャンプ場に戻っていよいよBBQの準備で、肉類が主体となりますので野菜もたっぷりと持参した玉葱でスライスオニオンも加えたりして準備万端、いよいよBBQの開始です。 ちなみにバイクツーリング用には折りたたむと僅か4cmほどの厚さに収納できる便利なBBQ用のコンロもあり、今回はfsさんが持ち込んでくれたました。 食事が終わる頃にはあたりもとっぷりと暮れ夜空には今にも降って落ちてくるのではというほどの星が輝いており、流石にこの時期の標高1400mともなると時間が経つにつれて冷え始めてきました(多分12℃前後?)ので、キャンプ場に準備されている薪を持ってきてキャンプファイヤーで暖をとり、11時を回る頃にテントに入りました。 朝方は夏用のシュラフでは少し寒さを感じるほどでしたが、7時前に目を覚ますと今日も快晴の絶好なツーリング日和の朝を迎え、早速朝食の準備にとりかかりました。 朝食は焼きそばと昨夜あまりにも多過ぎて残ってしまった鳥の手羽先を塩コショウで焼き、ナメコと舞茸の具をたっぷり入れた味噌汁でしたが、朝からちょっとあまりにも食べ過ぎだったような気がします。(笑 朝食を食べ終ってから食器や キャンプ用品の後片付けを済ませたところで9時を回り、この時間になればそろそろ温泉も始まる頃ということで、テントは朝露を乾かすためにそのまま放置して、今度は七味温泉の「山王荘」(500円)まで足を伸ばしました。 この温泉は昨日の泉質とは少し違ってかなり硫黄の匂いが強く白濁をしたお湯で、昨日の「大湯」はほぼ満員の状態でしたが、さすがにこの時間では他の客もおらず、今回は二人だけの貸しきり状態で朝湯をしっかり楽しみました。 キャンプ場に戻ると夜露でぬれたテントもすっかり乾いており、テントを撤収し終えたところで時間も11時半となり、ここでfsさんとは再会を約してお互いに東と西に別れ、私は今回は昨年来ブログでお知り合いとなったくんばんさんが中央道の伊北ICの直ぐお近くにお住まいということで、以前から出掛けた折には是非お寄りくださいとメールを頂いておりましたので、ナビを頼りにお邪魔をさせて頂くことにしました。 ちょうど畑でこれから小豆の種蒔きをするという畝作り(奥の方に整然と見える所)をされていたところで、何でも200坪もあるという広々とした畑で綺麗に整備された畑にはジャガイモや夏野菜が植えられていましたが、東京から今年こちらに来られるまでは殆ど野菜作りを経験されたことがないとは思えないほどの出来映えには感心させられました。 共通の趣味の話題でゆっくりしたかったのですが、日のあるうちに帰宅したいことから30分足らずの訪問で、立ち話程度で終わってし待ったのがやや心残りな訪問でした。 今回のキャンプツーリングは大半が高速道路(東名高速、東海幹線道、中央道、長野道、上信越道の連結道)を利用したことから、走行距離は978Kmと思っていたよりも多くなってしまいましたが、高速道路の休日割引上限1000円を有効に活用させてもらいましたので効率の良いツーリングとなりました。 |