信州 山田牧場キャンプツーリング
〜 第15回 fsツーリング 〜
2007.6.30〜 7.1

 バイクでのツーリングは家内が病で倒れた年(2005年6月)以降は、プチツーリングを含めてめっきり回数も減って、今回のキャンプツーリングも2年振りとなりました。
 出発の前日はこちらも少し雨も降りましたが午後からは回復基調で、目的地の長野県須坂市の山田牧場キャンプ場である長野北部地方は完全な雨模様でした。
 夕方になって天気予報では翌日の午前中は雨も残るが午後からは回復し、翌日は晴れるということで、夜の9時にfsツーリングクラブのfs1000さんのmixiに「決行」の案内が出ました。
 今回の参加者は栃木:2人 千葉:3人 東京:1人 新潟:2人 浜松:1人と合計9名です。
さて、当日の朝起きると外は青空、ネットで天気予報を見ても信州地方は昨夜と変化なしで、8時になって自宅を出発しました。

 自宅からはR257/R153で飯田市まで一般道、飯田からは中央道〜長野自動車道〜上信越自動車道を使って須坂長野東ICで降りて、そこから約25Km程で目的地となりますが、若干早めの出発をしたことから、どうやらこのままでは集合時間の午後3よりもかなり早く到着しそうなので、急遽岡谷市のネット仲間のお宅に久し振りのことなので立ち寄って行くことにして岡谷ICで途中下車。
しかし、この日は生憎近くの温泉に出掛けられてお留守でしたので奥様と15分ほど世間話をしてから失礼しました。
070701touring1岡谷から再び長野自動車道に乗って北上するにつれて、少しずつ青空が消え雲が掛かってくる。   予報どおり長野北部の方が回復の兆しは遅いようだ。
上越自動車道に入る手前の姨捨(おばすて)SAで休憩し、千曲市街から遠く北東の山々には雲も掛かっているが、雲の合い間から陽射しも覗かれており、天気予報どおりかなり期待がもてそう。

070701touring2 ここからは1時間ほどの距離なので、気を取り直して一気に目的地まで進 むことにしたが、山間部の天候の変化の経験は全くなく、山田牧場付近では進むにつれてガスが時折一面に流れ込んでくる。
070701touring3まあ、牧場の牛達ものんびりしているからいいだろうと安心することにした。(笑
現地に到着するとリーダーの栃木のfsさんと同僚の松ちゃん、千葉のさるさんとお嬢さん、新潟のhattyanさんの5名は既に1時頃には到着していて、松ちゃんとhattyanさんは昼間からバーベキュウとビールでご機嫌でした。  
 写真はちょうどガスが流れてきた時を撮影したものですが、濡れるわけでもなく僅かの時間の間で通り過ぎていってしまいます。070701touring4
その後千葉のおがわさん、東京のkeiichiさん、新潟のZZR hiroさんが到着しテントの設営も終わり、いよいよBBQの準備です。070701touring21
070701touring6今回は奥様が来られないということで、お嬢さんと一緒にワンボックスカーで来られたさるさんが大型のキャンプ機材一式をお持ちいただきましたので、通常では個人用の コンパクトなバーナーにコッヘルセットや100均で購入した卵焼き用のフライパン等とは違って本格的なBBQの開始です。

070701touring7070701touring8 残念ながら焼肉は写真を写すのさえ忘れるほど食べるのが忙しくて一枚 も無し、最初に作った豚汁と最後の頃のイカとトウモロコシ焼きだけでした。  この辺はワラビがキャンプ地内でも収穫出来、あっという間に一握りを採ってきましたが、正確な灰汁抜き方法も判らず苦味で大失敗でした。
 食事も終ってバイク談義もほぼ終えた10時半頃に夫々がテントに戻って寝ることにしまし た。
070701touring9写真はテントの中で既に寝袋に入ったところですが、流石に長袖のTシャツだけでは食事中も少し冷え込む気温でしたので、夏用の寝袋では朝方の冷え込みを心配しましたが、膝掛け用の薄手の毛布を持参してありましたので朝までぐっすり眠れました。


070701touring10朝はカッコウの鳴き声と川のせせらぎの音で目を覚ましました。070701touring11
天気は予報どおりの素晴らしい快晴の朝を迎えました。
食事を済ませてテントを撤収し帰り支度を終えたのは9時半を廻った頃でした。   その後全員で記念撮影をしましたが、どれが私なのかは、ここではご想像にお任せしましょう。(笑

070701touring12キャンプ場から30分ほど走ったところで、最初に新潟のhattyanさんと別れ、5分ほど入ったところの白根山の登山口で他の全員のメンバーと別れて、ここからまた単独となりました。
070701touring13070701touring14前回湯田中温泉に来た時に仲間と一緒だったために通り過ぎた白根山に登って山頂のエメラルドグリーンの水を湛えたカルデラ湖を見てきました。
早めの昼食をロッジで済ませ、次は勝手気ままに走りながら露天風呂を目指して走ることにしました。

070701touring15 浅間白根火山ルート(有料)を走り県道94号線で群馬県と長野県の県070701touring16境にある湯の丸山のところまで来たところ、1〜2Kmは続くでしょうか国の天然記念物にも指定されているというレンゲツツジの群生地に出くわしました。  7月の中旬まで咲き続けるようですが、それは見事でした。


070701touring17ここから小諸に出て時間も押してきたので、混んでいる国道を避け佐070701touring18久市までの一区間 を上信越自動車で時間を稼ぎ、 R141で佐久穂町迄南下して、そこからR299のメルヘン道路で麦草峠を抜けて蓼 科にある露天風呂温泉を目指しました。

070701touring19 蓼科温泉「石遊の湯」は中々の賑わいで私もしばしの間旅の汗を流しました。  休憩所で汗のひくのを待ちながら携帯で雨雲レーダーの様子を見ると、どうやら太平洋岸に19時頃から雨雲が移動してくる様子なので4時半に石遊の湯を後にしました。

 ここからは茅野市に出て諏訪IC〜岡谷JCT〜飯田IC迄を中央高速、飯田からは往路と同じ一般道で帰りましたが、復路では往路に比べ40分近い時間短縮で8時半には無事自宅に戻ってきました。  
070701touring20今回は往路:332Km、復路:407Kmの合計739Kmとかなり距離も伸びましたので、家に帰ってシャワーを浴びて一杯飲んだところでバタンキュウ、気がついたときには朝でした。
結局2日間は雨にも降られること無く、快適なツーリングとなりましたが、今朝起きた時には小雨が降っていました。